運転免許だけではない
一応半世紀近く生きてきて、これまでぼんやり過ごしていたが運転免許以外に資格なるものも少し取得している。そのうちの一つで今現在勉強しているものが”着物着付け”。週一回の授業にインターン。気が付けば、着付けにまつわる資格をちょこちょこ取得していた。
着付けを習う動機は人それぞれ
現在通学している教室（学校）は、生徒の年齢・家庭環境・職業・きっかけもバラバラ。バラバラな人々が集まり頑張って技術を取得するため一緒に勉強している。普段の生活では出会うことが無かったであろう人達と着物を通じて知り合えたのは、付き合い下手の自分には大きな出来事。それだけでも価値があったと思う。
なぜ着付け？
結婚するまで田舎の実家に居候していたが、結婚で故郷を離れ生活していたら、そろそろバイトでもしようかな・・・という心境になる。家主と相談し見つけてきたバイトが写真館。そこで、子供の撮影時にあやしたりスタジオの準備などの仕事を始めてみた。思いのほか楽しかったし、店長やスタッフの人に良くしてもらえていた。そこで見ていると、お宮参り・七五三・誕生日・入園入学・卒園卒業・成人式等皆ハッピーになる仕事じゃないか！なんて思っていた。そこで、出産前までと産後子供が少し手が離せるようになると週末時々頑張って働いていたが案外着物を着ることがあるものだと思った。そのスタジオでは着付けの先生が数人とても手際よく素敵に着つけていて、自分も着付けが出来るようになるともっと仕事が出来るのでは？と考えた。子供にも着つけてやることが出来れば、成人式で着付けの予約で深夜から忙しくする必要もなくなるなぁとも思った。
若い頃は、自分で着ることもできないようなものが本当に必要か？と考えたが、自分で着ることが出来るようになれば逆に良さがわかるのかも知らん。柄に柄を合わせるなんとも奇抜なようでオシャレな人には組み合わせで色んな楽しみがあるとわかるのは、今少々沼っているのかもしれない・・・。
いざ習い始めてみる
子供が小学校に入学するのを機にそれまで働いていたパートを辞めて少しして、どんな着付け教室があるか近くを調べてみた。正直そこまで多くはないし、中には安い代わりに展示会での購入が！なんてのもあるし、断る事が下手な自分にはハードルしかないものもあり教室の選定が時間が掛かった。
自宅から通えそうで負担になりにくい教室を探して現在の教室に通い始める。時機が流行り病真っ只中～ようやく落ち着いてきた時で、知識もほぼ無いに等しいながら、一から丁寧に教えてもらえて気が付けば4年。始めた当初はそこまでやるとは・・・な状態だが、現在も家族の協力のもと教室に通わせてもらっている。
現在の肩書
着付けに関して、ここまでどんどん実技審査をいくつか繰り返しながらどんどん資格を取得してきた。気が付けば今”和装プロデューサー”らしい。たいそうな名前だが、正直プロデューサーが何をするのかまだ解かっていない。もうしばらく週一回通学の日々だが、卒業まで精進していこうと思う。
４年間続けてみて
とにかく毎回授業にいっぱいいっぱいだが、ここにきてやっとペースが出来てきて少し周りの様子が見聞き出来るようになってきた。着物に関する知識も少しづつ増えてきて、ものの見方もまた変化してきた。（街中でも、着物や浴衣姿には目が行くようになってきた）教室や周りの環境にもいろいろ思うところも出てきた。これは、また日々の生活でブログで書いていこう。ーあくまで個人の感想ですがー
週一回の授業以外に、通っている教室（学校）では、インターン制度という、卒業生や在校生が教室の授業のお手伝いをしながら勉強するシステムがある。自分の通う授業以下のクラスで都合に合わせてインターンとして授業のお手伝いをしながら、復習も出来てしまう！また、インターンは基本着物を着て参加するので、自分の授業ではない時間に着物を着る機会を作る！と、なるほどな制度で、自分も少し上のクラスになったときからこの制度を利用している。おかげで、着付けの時間は短縮できたし、着ることへの抵抗も減少した。手持ちが少ないので、着回しも考えるようになった。
これについても、日々授業の様子や思うところを書ける範囲でまた更新していこう思う。
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